「Alive 2」の創り出す「ネオ・インストルメンタル」とは?

Alive 2 プロジェクトは、元・女子十二楽坊の主力メンバーによる企画である。
女子十二楽坊は、唐時代初期の宮廷で作られたといわれる美しく芸に秀でた女性ばかりを集めた「教坊」をイメージしている。その音楽は、中国古来の楽器、二胡、揚琴などの音色に、西洋的ポピュラーミュージックを融合させたものだった。その登場は衝撃的で、日本でも一世を風靡し、ファーストアルバムはダブルミリオンの偉業を成し遂げた。
この女子十二楽坊での活動経験を踏まえ、さらに進化した音楽を求めるようになったメンバーがいた。
これまでのインストルメンタル音楽は、楽器の音色に縛られた部分がある。
古典楽器で西洋音楽を演奏しても、その音色はあくまでも古典楽器のものだった。
その限界を超えられないか……。
古典楽器の音色のよさを最大限に生かしつつ、その楽器の枠にとらわれない前人未踏の斬新な音色を生み出していきたい……。
2008 年秋、すでに女子十二楽坊メンバーとしての活動を休止していたマー・ジンジン(揚琴)とジャン・リーチュン(二胡)、そしてジャン・シュアン(琵琶)が新たな音楽の方向性を模索し始めた。休止期間中に、人間的にも、音楽のとらえ方も成長していた三人は、アーティストとして、さらに洗練された技・音・心の融合を目指そうとした。
そこで生まれたのが「ネオ・インストルメンタル」だ。古典楽器の音色を残しながら、まるで他の楽器であるかのような音色を創り出す。二胡でバイオリンや馬頭琴の音色を奏で、揚琴であたかもピアノのような音色を響かせる。琵琶が挑戦したのは、ギターやマンドリンを彷彿とさせるものだった。
こうして誕生した「ネオ・インストルメンタル」は、音楽に新しいいのちを吹き込むものだ。そして、この限界を超えた音楽は、聴く人に安らぎと勇気を与える。情景が目に浮かぶ演奏、踊る旋律。心の奥に埋もれていた思いがよみがえる。それが「ネオ・インストルメンタル」のコンセプトである。
Alive は、「活力に満ちている状態」を意味する。現代人は癒しだけでなく、明日への活力を求めている。「Aliveを再び」、それが「Alive 2」の名前に込められた思いである。だからこそ、Alive 2 が創り出す「ネオ・インストルメンタル」は、今つらいと感じている人を前向きにさせる「音楽サプリ」となることだろう。








